失敗は成長に不可欠なステップ
多くの人は失敗を怖がるけど、その時ちょっと立ち止まって考えてみてほしい。
本当に失敗って嫌なものなのか??
いいや、本当はぜんぜん嫌なものでもなく、批判されるものでもないんだよ。
だから安心して失敗しなさい。
少なくとも、先輩や指導者はチームメンバーにそう言ってあげてほしい。
だって、失敗っていうのは「こっちじゃないよ〜」とか「もう少し変えた方がいいよ〜」という自分へのメッセージなんだから。
それを理解せずにいると、失敗を批判し、失敗したら怒る、失敗したら評価を下げる、みたいなアホなことをしてしまう。
僕らは失敗するからこそ、自分の状態を確認できる。
失敗するからこそ、次にやるべきことが分かるんだから。
飛行機が飛ぶ方向を間違えた時、それを感知してシグナルが出る。
「方向が違ってきてますよ。修正してね」と。
だからこそ、方向を修正できる。
もしもそのシグナルが出なかったら?
いつの間にか方向がズレて、目的地には着かない。
場合によっては危険な場所へと飛んでいってしまうよね。
それは人でも一緒。
失敗というシグナルを避けていては、目的地へは着かないよ!
失敗の痛みは筋肉痛と一緒
筋肉痛にならない筋トレは意味があるのか?
いや、ほとんど無いよね。
ほぼ現状維持だ。
あなたが現状維持がしたいなら、筋肉痛の来ないラクなトレーニングをすればいい。
でも、もしもしっかりと成長したいなら、筋肉痛になるトレーニングをしなければいけない。
筋肉は損傷してからの回復で大きく育つものだから。
それは他のことでも一緒だ。
失敗したときの痛みがあるから記憶に残るし、またそこを練習するようになる。
その結果、その部分が成長する。
でももし失敗を避けたなら、失敗もしないし、刺激も無い。
その結果その部分の練習量は減ることになり、そしてまた次も同じレベルで立ち向かうことになる。
これ、どう考えても失敗した方が利益につながるよね。
本当に指導者がこれを理解しているかどうかで、自分の未来、チームの未来は大きく変わることになる。
今日で人生が終わるのなら、失敗に怒っても無理はない。
でも、もしそうでないのなら、失敗を歓迎しよう。失敗というシグナルを大切にしよう。
絶対に、確実に、その考え方があなたのチームを成長させるから。
あなたも今日から「失敗、サイコー♪」を口癖に、チームを成長の波に引き込もう!