今回は私の好きな話題について書きたいと思います。
『何かやり始めても、途中で諦めてしまうことが多い…』
『頑張ってみたけど、モチベーションが続かずに、投げ出してしまった…』
自分自身がこんなふうに思ったことのある方や、お子さん、生徒さんがこんな状態だという方は多いんじゃないでしょうか?
そんなときに私が自分で使っている方法が一つあります。
それは、『自分が進む成功の道のりを図(絵)で描いてみる』こと。
とても単純ですね。
これの何が良いのかというと、
今の自分の位置を確認でき、また今後自分に起こることを予測して心の準備をすることができることが良いんですね。
なんとなく分かりますよね。
ただ、この図を描くときに頭に入れておくべき最大のポイントがあります。
それは、何かを克服したり、挑戦して、成長していく道のりは、
その多くが“英雄(ヒーロー)が歩む道のり”と同じであるということ。
簡単に言うと、
私たちの成長も簡単な道ではなく、
ゲームの主人公のように山あり谷あり、
『時間をかけてレベル上げをする時』や『惜しいところで強い敵にやられてしまったりする』ことがある訳ですね。
実はロールプレイングゲームをクリアするのと同じことをすれば、現実世界でも目標達成できてしまう♪
(ゲームをやらない方には想像つきにくいかもれませんが…(^^;) )
そして、これから味わうであろうその山あり谷ありの道のりをイメージで持っておくことで、いざピンチや我慢の時がきても、
“そうそう、これが私の予想していた耐える時期だな…、負けないぞっ”
というように乗りこえられるんですね~。
『ヒーローズジャーニー(英雄の旅)』というものがあります。
米国の神話学者であるジョセフ・キャンベルが、
世界中の神話を研究するなかで、ストーリーの展開パターンを発見してまとめたものです。
その流れは、
①天命を知る(自分のやるべきことや生きる意味を見つける)
②決意して旅が始まる
③限界、試練にぶつかる
④メンター、仲間との出会い
⑤最大の敵、試練との戦い
⑥変容、成長する
⑦最大の試練に打ち勝つ、達成する
⑧帰還する
という感じです。(多少言葉を変えています)
キャンベルは、色々な映画のストーリーでも使われているこの流れを、
“人に感動を与える法則”だと考えました。
私たちの身体の中には、こんなふうにピンチを克服し成長していくことに強く共感する遺伝子がもともと備わっているんじゃないでしょうか。
このヒーローズジャーニーに当てはめて、
今の自分はどこにいるのか?
この後は何が起きるのか?
をイメージしながら、困難を乗り越えられるように歩みを進めていく。
そんな視点を取り入れるだけで、モチベーションの状態も変えていける♪
というお話でした。
ぜひ試してみてください(^-^)