「はぁ~、どうして私はこんなに集中力がないんだろう…。まだまだ沢山やることがあるのに~、、」
あなたはそんなふうに思ったことはありませんか?
多くの人が自分の弱点だと思っている集中力。
本当にしっかりと集中できて作業が進む人が羨ましい~。。
かつては私もそう思っていました。
でもその後、思っていたよりとても簡単でシンプルな方法で集中力が高められることを知って、パフォーマンスを高めることができました。
そこで今回は、私が自分で効果を感じた集中力を上げる方法をいくつかシェアしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
1.まずは全体像を把握する。
まずやってほしいのは、全体像を把握することです。
特に、目で見えるかたちで把握するのがポイントです。
頭の中というのは、すべて理解しているようで実はあまり整理されていません。
だから、これにはどのくらいの時間がかかって、次はあれをやって、というのを考え出すと思考がまとまらずに頭がスッキリしない状態に陥ってしまいます。
例えば学校の先生から色々な事を言葉だけで教えられるのと、図を書いて説明されるのとでは理解度はかなり違いますよね?
それと似ています。
まずは思考を目に見えるかたちにしましょう。
ここでオススメしたい可視化のツールを紹介しておきます♪
①付箋(ふせん)
付箋は本当に使いやすく、色分けもしやすいので私もかなり使っています。
処理したものが目に見えて減っていくのも分かるのでまずは基本としてオススメです。
②マインドマップ
これも可視化にはとても有効です。
mind(マインド)のMAPと呼ばれるように、頭の中の思考と同じで、一つのことが何から繋がっているものかが一目瞭然ですし、全体がしっかりと把握できます。
また、アイディア出しにも有効なので、使い始めるとやめられなくなります。
現在は、スマホやパソコンでマインドマップを作って管理できるアプリ(XMind)などもあり、私も使っています♪
参考:(Xマインド)https://jp.xmind.net/
③トレロ(Trello)
これはパソコンやスマホの中でタスクを管理できるソフトです。
付箋をボードに貼るようなデザインで見やすく、とてもシンプルです。
しかもその一つひとつにメモや期限、色分け、コメントなども書き込むことができ、また「するべき事」と「作業中」「完了」というように分けて管理ができるので、かなり分かりやすい使い方になっています。
無料版でも十分に使えますのでとてもオススメです!
こちらがトレロ(Trello)のHPです。↓
まずは分かりやすい視覚化で、全体像を明確にしてみてください!
2.マルチタスクをやめる!(1つに絞る)
マルチタスクは勧める方も多くいましたが、最近では効率が悪いと言われています。
私も今までかなりマルチタスク的に行動していましたが、その反対に1つに絞って行動をするようになってから、かなり無駄のない一日を過ごせるようになりました。
やはり多くのことを同時進行しているとエネルギーも分散され、そのどれもが中途半端になってしまいがちです。
またマルチタスクだと一つの課題を長期に渡って追いかけることになりますが、人のモチベーションはそこまで続きません。
いつの間にか関心が薄れてしまい、良いアイディアが出なくなったりもします。
課題は一つずつ!
3.やる事と優先順位をハッキリさせる。
これも、1つ目の「全体像の把握」にかなり通じ、大切なことです。
すべてを順にこなしていくこともパフォーマンス的には悪くないですが、さらに有効な考え方として「80対20の法則」
というものがあります。
80対20の法則というのは、パレートの法則とも呼ばれ、経済学者ヴィルフレド・パレート氏が発見した法則です。
全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているというものです。
例えば、
- 売り上げの8割は全顧客の2割から生まれている。
- 売り上げの8割は全体の2割の社員が生みだしている。
- 仕事の成果の8割は、費やした全ての2割の時間で生みだされている。
などです。
これはビジネス意外でも本当に多くのことに関して不思議なほど当てはまります。
それを参考にすると、私たちもただ努力をするのではなく、成果の8割を作っている本当に重要な2割の仕事に目を向け、そこを一番先に、また一番時間をかけて進めることができれば、とても効率的に成果を手にできることになります。
ぜひそれを参考に優先順位を考えてみてください!
4.期限や時間を決めて取り組む。
「期限」は、私たちのチカラを引き出してくれる魔法のようなものです。
時間に追われるのは嫌だ…という方の気持ちも分かりますが、効果は大きいです。
なぜなら期限は「明確な目標」だからです。
実は私たち人間は普段、かなりのエネルギーをセーブして生活しています。
“全力で生きていない”ということです。
使える能力があっても、必要にならないと使おうとしません。
でもいったん期限が決まってしまうとやるしかなくなるので、今まで使っていなかった思考力や体力が引き出され、集中力は高まります。
また、“1時間だけ頑張ろう!”のように「時間を決める」ことは、プレッシャーやストレスを減らすのにとても有効です。
その時間はこの事だけを考えれば良い!と自分に許可を出すことで、気持ち的にラクになり、良いパフォーマンスに繋がります。
ぜひ、時間と期限を決めてみてください!
5.時間内はそれ以外のことを一切考えない。
「気が散ってしまう」
これがあなたの集中を邪魔する一番の要因かもしれません。
それを解消するには、
目の前の大切なこと以外の邪魔は入れさせないことです。
カリフォルニア大学で情報科学を研究するグロリア・マーク教授によると、平均的なビジネスパーソンは、3分おきに仕事の邪魔をされているそうです。
これはかなり多いですよね。
でも実際に電話やメール、それに他のスタッフから声をかけられたり、上司に呼ばれたりと、なんだかバタバタやっている間に午前中が終わってしまった…なんていう日は少なくないと思います。
そして、人の集中力が一度途切れると、元の仕事のリズムを取り戻すまで平均して約23分かかるそうです。
それを約30分として考えると、1時間に2人から話しかけられた場合、もうその1時間の集中力は落ちたままです。
もしも3分に1度の邪魔が入るとなると…
その人は一日中ポンコツな集中力で仕事をしているってことですね(涙)。
あなたの集中力を維持するためにも、集中空間に入る邪魔を上手く避けてください!
その方法は例えばこんなもの。
【邪魔を入れない方法例】
まとめ
参考になったでしょうか?
あなたの集中力が発揮されるかどうかで、結果の質が決まってきます。
上手くコントロールしながら、最高のパフォーマンスが発揮できるように頑張りましょう!
それと超基本ですが、まずは机の上をスッキリと整理整頓することも忘れないでくださいね♪
それでは!
●自分のパフォーマンスを高めたい人
●仕事や勉強を効率良く終わらせたい人
●仕事の早い人間になりたい人