成長加速の2大効果!!伸びない子供を伸びる子供にする方法

『あそこの佐藤さんちのゆうきくんはグングン成績が伸びていくのに、うちの大ちゃんはなぜ伸びていかないのかなぁ~?』
『うちの子の成績が伸びにくいのはどうしてだろう?』
などど考えたことがあるママは多いんじゃないでしょうか?
今回はその“何故?”のヒントをお伝えしようと思います。
そのヒントとはこれから紹介する2つの効果のことです。
そしてその2つの効果を活用する方法が、解決策につながります。
これを読めば、今は我が子の成長に不安があっても、これからの子育てに違いを作れるようになるはず!
ここで紹介するのは、科学的にも証明されている有名な効果です。
なので“知っている人”は多いはず。
でも重要なのは、あなたがそれを“実践する人”になるかどうかです。
とても簡単な話なのでぜひ参考にしてしてもらえたらと思います。
もくじ
成長加速の2大効果①プラシーボ効果
プラシーボ効果というこの言葉、聞いたことはあるでしょうか?
最近はそれ以外にも、
脳科学や心理学、コーチングの用語が多く知られているので、
あまり目立たなくなったような気がしますが。
このプラシーボ効果というのは、
簡単に言えば、“偽薬効果”です。
例えば、風邪の患者に「治癒効果のない薬」を処方しても、
本物の薬を飲んだ時のように、風邪が改善されるという効果です。
これいったいはどうして起こるのか?
その理由は主に2つ。
・患者がそれを本物の薬と信じていたから。
・薬を処方した先生のことを100%信頼していたから。
要するに、“薬が効くと信じていたから”という理由です。
実は私たちの身体というのは、
“自分が信じたように反応する”生き物なんです。
例えば女優の大竹しのぶさんの肌がただれた話は有名ですね。
(火傷という話もありますが、多分ただれたのほうが事実のようです。)
大竹しのぶさんはある演技で、
自分の顔がただれていることを嘆くシーンがあったそうです。
そして驚くことに、演技をしていたしのぶさんの左反面だけが赤く腫れあがってしまったそうです。
これには自分も、『化粧負けしたみたいに、ブワーっと赤くなっちゃった』と驚いていたようです。
改めて自分の気持ちが入った演技も凄いなと思ったと話しています。
人が心から信じることは身体に影響を与えるという一つの例ですよね。
ではもう一つの効果を紹介しましょう。
成長加速の2大効果②ピグマリオン効果
2つ目はピグマリオン効果です。
この効果は、
“生徒は先生が期待した通りに成長していく”という効果のことです。(教育心理学者:ロバート・ローゼンタール氏の実験)
1964年、アメリカでその実験は行われました。
その内容を簡単に説明するとこんな感じ。
小学校で1つの特進クラスを作り、
“そこにはテストで成績が良かった今後も期待できる子供たちを集めて入れた”と言いながらも、ただ無作為に子供たちを選んでクラスに入れただけ。
またそこで教える先生も、“特に優秀であるとして選ばれた”として抜擢したが、
それも無作為に選んだ先生。
ただその結果、成績は向上しました。
普通と違ったのは、
先生とその子供たちに
“あなたたちは優秀だから選ばれた”と感じさせたことだけです。
先生も自信を持って、
また子供たちに期待をしながら指導をしたわけです。
また子供たちも“自分には能力がある”と考えて、勉強しました。
それがピグマリオン効果(期待効果)です。
2つの効果の共通点は、
本人が本当のことだと信じていることです。
もしこれらを実生活で活かしたいなら、
ただ何かをやるのではなく、
本人が心から信じられるように考えることがとても大事になってきます。
プラシーボとピグマリオン、2つの効果を活用するには?
さて、ではこの2つの効果を活用する方法についてです。
方法は3つ。
①子供の尊敬する人と自分は同じだと感じさせる。
子供の憧れている人の特徴や考え方、言っていた言葉などを覚えておいて、
少しでもそれに近い行動をした時には、すかさず“一緒だね”と言ってあげるんです。
例えば私が本田圭祐選手を好きだとして、
ピンチに諦めずに頑張れたら、
『その気持ちの強さは本田圭祐選手とまるっきり一緒だね。すごいね。』
みたいに、英雄と同じなんだと思わせるように言ってあげます。
そしてそれを何度も続けていくうちに、
“自分は本田選手と同じだから大きく成長できるはずだ”と、信じるようになっていきます。
②子供を天才として扱う。
これは分かりやすいとは思いますが、
“扱い”という部分に大きな注意点があります。
天才として接するときにやりがちなのは、
言葉だけで『お前は天才なんだから』のように言ったりすることです。
でも私が言う“扱い”というのは、
言葉や時間の使い方、着るもの、食べるものなど、色々な部分でも天才に接するように扱うことです。
それでないと、本人は信じきれません。
言葉でいくら言っていても、からかった態度や、レベルの低いことばかりが周りにあったのでは、自分が能力のある人間だと感じられないからです。
ぜひ、生活全体で扱い方を見直してみてください。
③小さな可能性や長所を拾う。
これが最も基本の部分です。
子供の上手くできることや才能の種のように感じたことを、
どんどん褒めましょう。
ただここにも注意点があります。
子供たちは微妙なニュアンスを敏感に感じ取ります。
小さなことを褒めると言っても、
簡単すぎることは本人も嬉しくありません。
ここもまた、からかうように褒めたり、簡単なことを大げさに褒めることはぜずに、
しっかりと、本心で言っているのが伝わるように言ってあげましょう。
本人が“できなさそうだな”と感じている部分を意外にも褒められたりすると、
自分はできる人間かもしれないと少しずつ信じるようになっていきます。
まとめ
どうでしたでしょうか?
プラシーボとピグマリオンの2つの効果、
できれば使っていきたいと思った方は多いんじゃないでしょうか。
どちらの効果も、
外から見える長所や才能を言葉や扱いで伝え、
“自分はできる人間なんだ”と思い込めるようにしてあげることが、効果を発揮させる大きなポイントとなります。
ぜひみなさんも参考にしてみてください♪
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それではまた♪