どうすればチームは動いてくれるのか?
やる気が必要?能力が必要?体力が必要?
いやいやいや、やる気とか色々と言う前に、リーダーのあなたには出来ることがあります。
それが「指示の出し方」です。
これはチームメンバーの気持ちとは全く関係なく、あなた自身でできることです。
ぜひここでもう一度確認してみてください。
では、指示を出すときのポイントを簡単に4つ紹介します!
1.明確に伝える。
2.理由を伝える。
3.期限を伝える。
4.具体例を使う。
決して難しくないです。
でもこんなにシンプルなことで、相手の理解力(把握力)は上がります。
実際に、パフォーマンスの悪い人の一つの特徴として「指示をしっかりと理解していない」ということがあります。
実は指示した内容を100%しっかりと理解してる人なんてほとんどいません。
みんな何となく理解しているレベルです。
だから行動が遅い人もいるし、プラスアルファも生まれにくい。
でもこれは指示を受けたその本人だけの責任じゃありません。
リーダーの伝え方が大きく関係しているんですね。
指示の出し方4つのポイント
1つめの「明確に伝える」は、
数字や画像、その他具体的なものを使ってしっかりと伝えるってことです。
言葉でどんな伝え方をしても、伝わりにくいことって思っているよりたくさんあります。
だから、想像以上にみんな分かっていません。
数字、画像、動画などをどんどん使ってください。
2つめの「理由を伝える」は、
相手の気持ちにとても響きます。
内容は把握できても、「ん〜、それでなぜやるの?」とか「これはどんな意味があるのかな?」と思っている人はたくさんいます。
でも「理由を教えて」と質問してくる人はかなり少ないんです。
多くの人は、“やる理由”を知らずにやっているってこと。
それではやる気も高まりません。
理由は気持ちに響きます。しっかりと理由を伝えましょう。
3つ目の「期限」は、
行動にスピードを生みます。
人は目的地が見えなければチカラを発揮しにくい生き物です。
「頑張ってね!」と言われるのと「頑張って1日で終わらせてね!」と言われるのとでは、全く違いますよね。
また、多くの人は物事を完了させるのが苦手です。
妥協してしまう人もいます。
そんな時、期限を決めることが本人の行動力とコミット力が変わります。
4つ目の「具体例」は、
よりイメージを鮮明にするためです。
人は頭の中にどれだけリアル(鮮明)に思い描けるか?で行動力が変わってきます。
例えば、本で読んだものを映像で見たら、だいぶイメージと違っていたという経験はありませんか?
それと同じで、言葉や文字だけで教わるよりも、さらに誰かの経験談やそれが想像できるような例え話を使うことで、相手はより現実的に理解することができます。
ここでだいぶ指示の理解度に差がついてきます。
ぜひ頑張ってでも、良い例え話を探してみてください♪
ということで、
とても簡単にまとめてみましたが、むしろ簡単だからこそ気軽に試してみてほしいなと思っています。
ただこの話をすると、多くのリーダーや先生方は「結構そうやってるんだけどね〜」と言ってきたりします。
でもね、これ超大切なことなんだけど、重要なのは自分が伝えたかどうかじゃなくて「ちゃんと伝わったのかどうか?」なんです。
だから、ぶっちゃけ伝え方は何でもいい。
重要なのは「伝わったかどうか?」だけ!
だって伝わっていないと意味ないんだもん。
これから何かの指示を出すときにはぜひ、ちゃんと伝わる伝え方になっているかどうか?を考えてみてください。
参考になっていれば嬉しいです♪
それではまた!
今回はリーダーに最低限分かっていてほしい「指示の出し方」についてです。
参考にしてみてください♪