自己イメージ
自己イメージとは、「自分は○○な人間だ」というような自分自身に対するイメージのことです。
基本的に自己イメージは、心の奥底である“潜在意識”が持っている自己像だとされています。
<自己イメージの例>
・私は男だ
・私はリーダーだ
・私は足が早い
・私はユーモアがある
・私は偉大な人間になる人だ
自己イメージはその名の通り“イメージ”であり、本人の思い込みです。
なので、実際の自分と一致していないことも多くあります。
その思い込みのイメージは、これまでに経験したことや感じたことの記憶データから作られています。
また、その人の行動範囲もこの自己イメージから大きな影響を受けています。
“私は積極的な人間だ”という自己イメージを持っていれば、いつも積極的に行動できる。
“私はチャンスに弱い”という自己イメージを持っていれば、チャンスでものすごく緊張してしまい、弱い自分を演じてしまうという結果を招きやすくなります。
良い結果を残したい場合は、やはりよりポジティブで高い自己イメージを持てるようにすることが重要になります。
<ポジティブな自己イメージのつくり方>
・イメージトレーニング(ビジュアライゼーション)
自分の理想だと思う状態をリアルにイメージして体験します。
その際、『今まさにその状態』というイメージを持って体験することが重要です。
上にも書きましたが、自己イメージは過去の記憶データに基づいて作られています。
そして人間の脳はイメージ(想像)と実体験を区別しないという特性があるので、
たとえイメージだとしてもそれを何度も繰り返し体験することで、自分の中にその理想を実現できる自分のイメージが作られていきます。
これを繰り返し続けることで少しずつ、ポジティブな自己イメージが作られていくはずです。